歴史探訪の会
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令和6年12月10日
第11回歴史探訪の会 飛鳥山周辺博物館見学
     2024年夏に新しい日本銀行券が発行されました。その中で新壱万円札の顔に渋沢栄一が描かれていることから、
     12月10日快晴の朝「王子駅」に15名が集合し、氏の足跡を訪ね飛鳥山を散策しました。


         王子駅前より、あすかパークレール「アスカルゴ」に乗り、下に街並みを観ながら飛鳥山公園に。
         お達者組は徒歩で、一足遅れのメンバーもほどなく「飛鳥山山頂」駅に到着して散策開始。
         先ずは【渋沢資料館】に入館!
渋沢資料館
この資料館は、渋沢栄一が住んでいた旧渋沢邸跡に建っています。
中には、栄一の生涯と事績に関する資料を年代別に展示しています
渋沢資料館前にて
      【晩香廬】
           1917
年、栄一の喜寿を祝い清水組(現・清水建設株式会社)より贈られた洋風茶室。
           丈夫な栗材を用いて丹念に作られた、延べ床面積72平米(約22坪)の小さな建物です。

           この建物は、栄一が内外の賓客を迎えるための、レセプションルームとして使用しました。






     














 渋沢栄一像

【青淵文庫】
  1925
年、栄一傘寿と男爵から子爵への昇格のお祝いを兼ね、竜門社(現・公益社団法人渋沢栄一記念財団)が贈呈した建物です。
  ステンドグラスや装飾タイルで彩られており書庫として建てられた為、全体的に堅牢で鋼製の書棚などに拘った建築になっています。

       【北区飛鳥山博物館】
             北区の歴史・自然・文化などに関する展示や調査研究などの幅広く活動を行っている。
             1Fの
常設展示室は、「大地・水・人」をコンセプトに様々な角度より展示されてます。
 
【お札と切手の博物館】
   最後の訪問は飛鳥山公園を降りて王子駅近くにある「お札と切手の博物館」。
   1Fの展示室は「偽造防止技術の歴史」をテーマに、・原版制作・製版技術・印刷方法を紹介するコーナー。

   2F歴代の紙幣や切手700点を展示。世界初の切手「イギリスのペニーブラック」日本の最も初期に発行された竜文切手。
   明治4年の新貨条例により、貨幣単位が「文」から「銭」に変って最初の切手や、世界の珍しい紙幣としてユーゴスラビアの
   「5000億」ディナール札。超ハイパーインフレの紙幣としてハンガリーで発行された、最大額面の1垓ペンゲー紙幣
   (1の後に20の0が並ぶ紙幣)などが展示されています。


新札の肖像下図(北里柴三郎・渋沢栄一・津田梅子)
           この後は、お楽しみの昼食タイム。会場は、地下鉄で一駅先の王子神谷駅の藍屋です。
           久々の「歴史探訪の会」で、参加された方々には和気藹々と楽しんで頂きました。











2024.12.27 作成 長尾