トップページへ戻る
2019年11月27日
江戸探訪の会 第八回例会
「江戸の華 六花街の芸者衆の踊りと幇間芸を楽しむ会」
レポート:依田美弥子

      11月27日(水)、あいにくの雨の中しかも前日からの冷え込みで、傘を持つ手も凍えそうな日に、
      32名の会員が集まり江戸探訪の会例会が催されました。
      会場は神田明神に新しくできた文化交流館『EDOCCO』。1階のお土産売り場で受付を開始。
      ショーが始まるまでの間、お参りをする人、お土産を見る人、早くもビールでお清めをする人・・・
      思い思いに開始時間まで時を過ごしました。

まずは、EDOCCO入口で記念撮影した後ようやく入場しました。
地下の会場では昼食の松花堂御膳が待っていました。  席に着くと皆さん早速ビール、日本酒を楽しみました。
  
 いよいよショータイムの始まりです。三味線のお姐さんと、二人の芸者さんの踊りが始まります。
 今も残る新橋・赤坂・芳町・神楽坂・浅草・向島の花街で芸を磨いている芸妓を代表して、浅草の芸者さんによる現在の花街のことや、
 踊りの解説を聞きながら粋な踊りを観賞します。
その後は、幇間、「たいこもち」と呼ばれる男性の登場です。
 この幇間という職業の人は東京で6人、ということは日本に、いや、世界に6人だけという、天然記念物級だと笑いを誘っていました。
 その芸の面白いこと、お話しはもちろん、踊り、動きもとても楽しくお客さんを一つにしていました。
      この後は、お座敷芸のコーナーです。
      皆さんを舞台に上げてゲームをするのですが、糸を巻き上げるのが一番早かった人が優勝で、記念品がもらえます。
             そしてビリになった人はお酒を飲まなければなりません。
             でも飲み干すと「お兄さんは、お強~い!」なんて言ってもらって、デレデレ・・・
最後は記念撮影タイム。舞台に腰かけて芸者さんに囲まれニッコリ。
最後は全員で記念沙写真に納まってお開きです。
とにかく楽しいお座敷でした。
  
このあとは、『湯島聖堂』に移動ですが、この時間には雨も上がりました。
電車内からも見える湯島聖堂ですが、今回は特別にガイドをお願いしました。
 
       江戸時代に「孔子廟」が創建され、その後「昌平坂学問所」になった場所で、以前は朱塗りの建物でしたが、
       何度も火災にあい、赤は火に通じるということで、現在の昭和初期に再建された際に黒塗りになったとか。
その後、大きな孔子像を見たり、書道の楷書の元になったと言われる「楷樹」を見たりして解散しました。


とにかく寒い一日でしたが、笑いがあふれた一日でした。
  


トップページへ戻る  このページのはじめへ戻る










2019.12.10 作成 長尾





 ここから下はご案内ページです 

   
第八回(通算)江戸探訪の会、例会開催のご案内です。
      2019年度(令和元年)第二回目の江戸探訪の会は、「江戸の華 六花街の芸者衆の踊りと幇間芸を楽しむ」会です。
   会場は神田明神境内の文化交流館。今も東京に残る、芸妓衆の踊りや幇間芸を鑑賞し、花柳界に伝わる伝統芸能とおもてなしの
   心を、和食膳と共に楽しみます。
芸妓衆の踊りに続き、現在は日本に6名しかいない幇間の一人・櫻川八好氏による楽しい幇間
   芸をお楽しみ頂けます。また、ショーの終わりには、ステージのお座敷に上がって芸妓さんと「お座敷遊び」を体験したり、
   芸妓さんたちと記念撮影が出来るコーナーもあります。
文化交流館見学の後は、神田明神・湯島聖堂などをご見学下さい。
   是非会員各位のお申込みをお待ちしております。尚、参加者受付は先着40名限定とさせて頂きますので、お早目のお申込みを
   お願い致します。定員になり次第締め切りと致します。 

    六花街 :今も東京に残る新橋・赤坂・芳町・神楽坂・浅草・向島の花街
    幇間(ほうかん、たいこ)お座敷などの酒席で自らの芸をみせたり、芸者・舞妓を助けて場を盛り上げる歴史的に男性の職業。

          ◆開催日  :2019年11月27日(水)《雨天決行》

          ◆集合   :時間 11:30(時間厳守) 

                :場所 神田明神 文化交流館前 






























2019.9.30-作成 長尾